2024/2/1

★出ない順・青山もみじの英単語「もみたん」★ その18
さっそくきみの能力の練習をしよう!
Let's practice your supernatural ability now!

こんばんわ、青山です。

以前からcssがわからんわからんとよく申し上げておりますが、先日ラジオでウェブデザイン技能検定という検定があると聞きました。
これはWEBデザイナーとしての知識やスキルを証明するために行われている検定試験です。
しかもこれ国家資格なんだって!!
つまり気象予報士とかと同じくくりってことですよね!司法書士とか!(違う)
ヨシ!(指)じゃあこれを勉強すればhtmlもcssも身に着くってわけじゃんね!
そうと決まれば今すぐにでも勉強だぞ!

……と思ったのもつかの間、まず本屋さんにテキストが売ってない。
調べてみるとこの資格、非常にマイナーなものであるらしく、年間で3000人くらいしか受験しない資格のようです。
パソコン関係の資格テキストはITパスポートの本ばっかりでウェブデザインのウェの字すらない始末!
3軒も本屋さんを周遊したがこのざまだ!
……まあいいさ、過去問は公式ページから見れるようだしね。
ところでウェブデザイン技能士には1級から3級の等級があり、ご存じの通り数字が大きい方が簡単なのですが、過去問を見てみるとこの青山、3級くらいなら既知の知識で8割は取れるくらいの難易度なのです。
伊達に20年もhtml書いてないな!初めてwebページを作ったのは11歳のときだからな!良かったよwebサイトが作れる程度の人間で!
そんなわけで、そうとなればそれはすっ飛ばして2級を勉強しようと思ったわけなのですが……。
2級にはですね、受験資格として実務経験が必要なのです。
会社での業務としてwebサイトの作成または管理を2年以上経験した人でないと受験自体ができないというわけです。
このサイトは開設から12年が経っています(そのうち8年間は休眠)ので青山にも受験資格がありそうですが、私はこのサイトをなんらかの業務でやっているわけではないので、実務経験と呼べるのか不明です。
公式サイトによると「"個人等で目的を持って他者への情報発信のためにウェブサイトを作成し、継続した運用、更新、管理を行った方"」とあり個人サイトでもOKなように思えますが、このサイトはほとんど誰も見ていないため他者への情報発信になっていないので認められるかは微妙なところですね。
そして、仮に認められたとしても受験資格にはこのほかに「協会が定めたウェブの作成や運営に関する科目を修了していること」とあります。
基本的なことを学校でちゃんと学んだ人でないと受験できないということです。
単純にhtmlが書けるかどうかだけではなく、インターネットそのものの仕組みにも精通している必要があるということですね。
私は大学には行っておりましたが、こういった授業は取っていませんでした。
実務経験はこれからでもどうにかなるかもしれないが、そのためだけに大学やら専門学校やらに入りなおすってのはさすがにちょっと難しい……宝くじの1等でも当てない限りは……。
そんなわけで青山には一生取れない資格ということがわかってしまいました。
つぶしが効くとか思って法学部に行ってた自分を呪詛の力でもって殺めてやりたいよ……結局つぶしも効いてねえし……。

まあそうは言っても勉強しないよりはした方がよいので、過去問を中心に少しずつやっていく所存です。
1ヶ月くらいで飽きるでしょうが……。


2024/2/8

★出ない順・青山もみじの英単語「もみたん」★ その19
よし、じゃあ今日はこれくらいにしておこう。
Well, I think we'll call it a day.

青山です。おはこんばんちわ。

皆さんにおかれましても、中古屋さんがなにより好きであろうと推察しておりますが、かくいう私も言うに及ばず、そういったお店が大好きです。
なんというか歴史上の人物に会えることがあるお店なんだよな!
私はレトロゲーオタなので、いにしえのゲーム機に非常に興味があります。
ですので、インターネットなどでは結構それらについて調べることが多いです。
ところでゲーム機というのは、子供の頃家にあったものについてはなじみが深いですが、そうでなかったものはなかなか実際に存在したものとして認識するのが難しいように思います。
スーパーファミコンは家にあったので(今もあるが)なじみがありますが、ファミリーコンピュータは家になかったのでなじみがありません。
同様に、PCエンジンマスターシステムメガドライブ、PC-FXドリームキャストバーチャルボーイアタリの有象無象ネオジオ3DOあるいは16bitの過激なおもちゃ、ぴゅう太!
これらのゲーム機(ゲーム機?)は家になかったためになじみがなく、それらの情報といえば攻略本やネット記事などで伝え聞くのみとなってしまいます。
ネットに蓄積された情報というのは膨大であるため、文字面だけでもそれらのなじみのないゲーム機がいったいどういうものだったのかというのはある程度知ることができます。
しかしながらゲーム機というものはえてして、売れたかどうかゲームが面白いかどうかだけが魅力になるというわけではありません。
たとえばファミコンもスーファミも64も、梱包は発泡スチロールの中箱にボール紙の上蓋をかぶせただけのものでしたが、それを開くときのわくわく感は誰かに説明することは困難です。
お店で本体やソフトを買い、家に帰るまでの車の中で説明書を読もうと思って気分が悪くなってゲームどころじゃなくなったりということも、今となって改めて説明するのも恥ずかしいくらいのことなのであまり共有されません。
あるいは、お店の店頭に並んでいる商品を食い入るように見つめるだけで帰ったりとか。
売り上げがどうだとか、キラーソフトはなんだとかっていうのはあまり関係なく、わくわくしたかどうか、こういう感覚がないとそのゲームを本当に認識したことにはならないと思うのです。
そしてこういう感覚をいまだに味わえるのが中古屋さんというわけですね。

中古屋さんで味わえる感覚にはかなり鮮烈なものがあります。
だってネット上の噂話でしか知らなかったものが目の前に陳列されているんだぞ!
おいおいおい!ピピンアットマークって、実在したのかよ!
50万台製造したのに4万台しか売れなかったっていう例の!?
私はてっきり、もうすっかりニューメキシコ州アラモゴードの廃棄物置き場に埋められちまってるもんだと思ってたよ!
ドリームキャストのキティちゃんバージョンを見たときは興奮したな!
ピカチュウが描いてあるロクヨンとか、阪神タイガース版のゲームキューブがあるというのは有名な話ですが、ドリームキャストにもコラボバージョンがあったんですね!
しかもお前これピンクのスケルトンだぞ!平成を感じる!平成を感じる!
ゲーム機の周辺機器ってのはそれだけで興奮するものだが、これはスーパーファミコン専用NTTdateキーパッド!?
これ、もしかして噂に聞くサテラビューで使うってやつ!?
サテラビューの夢感ったらなかったよな!だって宇宙からゲームが降って来るんだぜ!?
しかもこっちはモバイルアダプタGBじゃねーか!任天堂ってのは先進的だったよな!
しかしこのモバイルアダプタGBで実際に通信をやってたって人はいるのかね?
私はポケモンクリスタルのバトルタワーで「ここで何か新しいことが起こるのだろうな」と想像することしかできなかったよ。
私はせいぜいニンテンドーWi-fiコネクタ世代。Wi-fiコネクタは面白くて、持ち運ぶもんではまったくないにも関わらずストラップをつける穴が開いていて、私はそこにけいおん!の憂ちゃんのキーホルダーをくっつけていたのだが、そのキーホルダーはいつしか経年劣化でぶっ壊れてしまった。諸行無常か?
こういうときに思うのだが、カシオのルーピー(これはゲーム機と呼んでいいのかびみょうなところだが)で実際にシールを作って遊んでいたって人の話を聞きたいよなやっぱ。
おい64の下につけるって噂の64DDはねえのか!?ゲームキューブの下につけるゲームボーイプレイヤーは腐るほどあるがよ!
大抵のゲーム機には下につける拡張機器があったよな!ディスクシステムとかメガCDとかさ!
んでそれらは大抵当時うまくいかなくて、今激レアなんだ。
あとこれはゲーム機と言って良いのかどうか知らんが、ピコ!
家にあったなーピコ!タイトル忘れたけどドラえもんのゲームがあって、スネ夫ステージが異様に難しくてそれだけクリアできなかったんだよ!
さすがに大人になればなんとかなるだろうか……買わねえけどね!ピコ!
ピコってセガのゲームだけどさ、セガって言えばセガサターンっていったい何種類あるんだ?
うちにあったのは灰色の本体だったんだけど、白いのとか黒いのとか、開発元が違うバージョンもあるらしい。
関係ねえけどさ、サターンボンバーマンファイト!!って全然ボンバーマンじゃなくてへきえきしたよな。いやつまらんわけじゃないんだけど。
だけどソニックRはマジでつまんなかったな。操作が難しすぎてさ。

……と、言う風に(冷静)、ゲームオタクがひとたび中古屋に足を踏み入れると延々どうでもいいことを考えてしまうのです。
そしてそれは、なにものにも代えがたい快感だったりするわけですね。
そこは、かつて有だったものが存在する無の空間だから。


2024/2/10

★出ない順・青山もみじの英単語「もみたん」★ その20
彼も、彼がくれたイラストも、どこかへ行ってしまった。忘れているだけだろうか、はたまた彼ははじめから存在していなかったのだろうか。
He and the illustrations he drew for me have gone away. Did I just forget them, or did they never exist in the first place?

こんばんわ。青山です。

みなさんもそうだと思いますが、Twitterのフォローというのは、たまには整理しないとひっちゃかめっちゃかです。
更新が止まった手動bot、使わなくなったサイトのアカウント、あるいは当初はそうでなかったのに途中から変に商業ノリになってしまった人、変に政治的になってしまった人、誰かを叩く側に回ってしまった人など、必要なくなってしまったフォローがあります。
ゆく川の流れは絶えずしてと言うように、人がずっと同じ状態でいられることもないのです。
しかしながらこの青山は過去に固執するくらげ。
となれば私の方から積極的に整理していかないといけないわけです。

しかし私はアカウントを作ったのが2010年、まともにコミュニケーションツールとして使い始めたのが2012年とかなり古株なので、ただのフォロー関係とはいえ思い出には深いものがあります。
2012年当時は仲が良かった人のアカウントも、さすがに10年以上経つと消えてしまっていたりします。
それならそれで、もう詳しく思い出すことのできない見えない石櫃ということになるのでまだ自分の中で納得がいくというか、私も記憶力が良い方ではないので忘れたら忘れっぱなしにしておけるので、よいのです。
問題はずいぶん前に更新が止まってしまって、しかもまだ消えていないアカウント。
最後のツイートが2014年であるなら、その時点でそのアカウントは止まっています。
そこだけでは、暦はまだ平成26年だし私は21歳で、初音ミクProjectDIVAArcadeはまだちゃんと新曲が追加されていっているのです。
田舎の商店街、二度と開くことのないシャッター街を見ているようで非常に郷愁の魂を呼び起こされるのです。
終わってしまったもの、止まってしまったものにはそれ特有の魅力があります。
インターネットは現実とは乖離した世界なので、こういった止まってしまったホームぺージなどは多く見受けられますが、Twitterアカウントとなるとまた感覚が違います。
なぜならTwitterはSNS、つまりコミュニケーションが主題にあるツールなのです。
ホームページは情報の発信が主たる目的であるため、止まってしまったとしても石碑として発見できますが、Twitterアカウントはそうはいきません。
まるでポンペイの火山灰遺跡のように、対話や感想独り言というような『生活そのもの』がそこで止まっているのです。
そしてそれが単なる『生活』の一部であるがゆえ、あとからこれを探し出すということが極めて困難だし、よしんば見つけられても理解しにくいのです。
つまり、私が忘れてしまったらもう誰もこのアカウントを思い出す人はいなくなるのではないか、という疑念が生じるわけです。
この感覚には言い知れぬものがあり、なにか直接に自分の精神の敏感な部分をえぐり取られるような感覚です。
そして難しいのは、この感覚は私にとって非常に甘美で心地よいということ。

二度と開くことのないシャッター街がなぜ魅力的かというと、そこにはかつて確実に充実があったからです。
お店を開くということは、基本的にはわくわくすることです。
独立した料理人が出すお店からコンビニチェーンの新規開店、同人イベントでの頒布ショップ、さらには文化祭の模擬店に至るまですべてのお店にドキドキとわくわくがあります。
外装は、内装はどのように工夫しようか、並べる商品は?価格は?どんなお客さんが来てくれるだろうか?
そしてそれらのわくわくが、鬼に崩される詰み石のごとくすべて叩きのめされて、結果残っているものがシャッター街というものだからです。
破壊のサディズムと被破壊のマゾキズムが同居しているのが、空き店舗というものなのです。
そして、それを見ることでそのことをまだ思い出せる。知らないことを思い出すと、脳は痙攣します。
それがまた新たな快感なのです。

インターネットがいかに世に浸透しようと、そこは現実とはまた異なる世界。
現実の状況が変わればインターネットでの立ち位置も簡単に変わってしまうものです。
10年以上前にFFになったその中で、いまだに仲のいい人とはぜひこのままつながりがあってほしいですね。
こいねがうは、破壊のない方です。


2024/2/12

★出ない順・青山もみじの英単語「もみたん」★ その21
まあなんにせよ、1年間も続けたってのは偉いよ。
Well, whatever it is, it's great that you kept at it for a year.

青山です!こんばんわ!
いやーめでたいですね!今日は記念日です。
なにのかというとこのサイトの1周年記念日なんですよ!
思い返せばこのサイトを始めた頃もTwitterになんらかの事変があったんですよね。
巡り巡って今もなんやかんやが起こっているのは奇遇ですね。

私はといえば、この歳にもなるとそれほどの大事件というのは起こらない(起こさないともいう)ものですので、さしてこれといって何もないのですが、先日スタイラスペンというものを買いました。
スタイラスペンとはいわゆるAplle pencilのようなiPadの画面に書く用のペンなのですが、私が買ったのはそれの偽物です。10分の1以下の値段でした。
偽物とはいえ実際使ってみると驚くほどに利便性が高く、どうしてこれがiPad標準装備ではないのだろうと疑問に思われるほどです。
見た目はただの棒にしか見えないのにしっかり書けるし、これを起動していると文字を書く際に画面に手が当たっていてもそれを無視してくれるのです。
誤タップとかがないんですよ!そのため単なるタッチペンと違って画面に手を置いてしっかり書くことができるというわけです。
どういう技術なんだ……?
ワイヤレスイヤホンを初めて使った時も思ったのですが、こういうどういう技術かわからない製品を使うと不思議な心持ちがいたします。
でもよく考えると身の回りの全ての仕組みを理解して使ってるわけじゃないですよね。
パソコンは使うけど組み立てたりはやったことないし、熱することでたんぱく質がどう変性するかっていう仕組みを知らないまま料理好きだとか名乗ったりするし。
htmlは書けるけど、それがどういう命令でもってブラウザに表示される文言を決めているのかはついぞ考えたこともない。

ところでiPadって魔法がかかってるよね。
別に普通のイラストとかでも、iPadで見るとなんかきれいに見えるじゃないですか。
それと同様に私の書いた文字も、iPadで見るととてもかわいらしいように見えるのです!
画素数?とかそういう問題なのだろうか?画面の明るさの問題?

さて1周年記念なのでそれらしい話をと思ったのですがなかなかどうしてそれっぽい話が無いですね。
まさか1年間ほとんどなにもせずに過ごすことになろうとは思っていなかったな……。
いや、いろいろやってみてはいたんですよ!
動画とか公開していないものがいくつかあるにはあるのです……が!あまりのクオリティの低さに自分で見返すことすら苦痛を伴うため、アップロードなど夢のまた夢カードなのです。
いやさ、テキストだけなら「いつでも書き直せるし」っていう安心感があるじゃないですか。オンラインだし。
でも動画となるとそうもいかないんですよね。
書き出した時点でそれが確定事項になっちゃう感じが実際とても苦手です。
編集してるときは結構楽しくて、ここをこうすれば面白いのではとか結構思いつくし、実際ゲーミングPCを使っているため録音や録画でそれをすぐ実行に移せるので楽しいしね。
でも問題はそれを実際書き出してそれを見返してから何がおもろいねんこれってなったときの対処法です。
特に会話文のテンポをどうすればいいのか悩みます。
編集しているときはそれがちょうどいいと思ったリズムでも、あとで見返すとひとことひとことの間に変な間があったりするんですよね!
でもあんまり間を詰めすぎると小おもしろい系youtuberの動画みたいになるじゃん?
とりあえず無音部分をカットするタイプのやつ。
私あれもあれで苦手なんですよね!
なんというかわたしゃそこまで時間を得したいとは思ってねえよ!的な感覚を覚えてしまうのです。
それもこれも私がラジオ大好き人間だからかもしれませんが。
目指しているのは「聞いた感のある5秒」なんですが、それが簡単にできるなら誰でも名パーソナリティーですからね。

あと動画編集って言ったら作業なので、やりがい自体はあるというのも問題ですね。
背景にイラストとかを切り貼りした奴をのっけて、BGMと音声素材を流しながらエフェクトとかのっけて、効果音と字幕なんかは特に作業ですから、0コンマ何秒に1回とか一生懸命作業するわけです。
ひたすらマウスとキーボードを操作し続けそして出来上がるのは自分でも見返せないほどの……何?産業廃棄物?
ゲームでもしてた方がマシだな!
というわけで今年の目標は何かひとつでもいいから動画を作って発表することです。
猫ミームでもいいよ!ね!


2024/2/16

★出ない順・青山もみじの英単語「もみたん」★ その22
そこにはかつて、夢を見る男と、それを見る男がいたという。
There once was a man who dreamed and a man who saw him.

こんばんわ、青山と申します。

今までどうしてこれに気が付かなかったのかと本当に不思議なのですが、イラストを描いたのでアップロードします!
個人サイトというのは基本的に、まだこの世にpixivとかそういうサイトがなかったころに自作品を発表する場として設けられたのが勃興のきっかけなのです。
とするとこのサイトは、先に個人サイトをやりたいという思惑があって始まったので逆にはなりますが、それに追従するべきだということですね。



推しキャラのひとり、みくずきんちゃんです。
私はイラストを描くと必ずこの顔になるという特殊な技能を持っているらしく、逆にこの顔以外は描けません。

イラストを描こうというのは、このサイトを始めた頃に結構漠然と頭にはあったのですが、そのためのツール(ペンタブとか)の一切を持っていないため、頓挫してしまっていたのです。
マウスはあるけど、マウスで絵を描くなんてのは夢のまた夢カードです。
いにしえの時代のお絵描きBBSとかには結構マウス使いの人いたけど(というかペンタブとかで描いてる人の方が少なかった)、マリオペイントとかで鍛えられてる人じゃないと無理ゲーではないか?

ところで、いつか話そうと思って1年以上放置していたのですが、実は私にはキャラクター像があります。
某掲示板で配信を行っていたころ、私を擬人化(声だけの存在だったので)してくれた方がおり、それがまたハイセンスなキャラデザであるためとても気に入っていつまでも覚えていたのです。
その方もいまだに結構そのキャラ絵を描いてくれることがあり、個人的にかなり楽しみにしているのです。
そしてその方とちょうどアクリルキーホルダーの話になりました。
アクリルといえば、青山はアクリルスタンドが好きです。アクリルスタンド欲しさにくじを箱ごと引いたことがあるほどに。
……もしかして、自分のアクリルスタンドがあれば素敵ではないか……?
しかし自分のキャラが描かれたアクリルスタンドというものは存在しないので、この世界どこを探しても見つかりません。

ないものは作る――これ、オタクの鉄則――

という風なわけで、このキャラクターデザインをもとにアクリルスタンドを作ることにしました。
そのために必要なのはペンタブだが、ところで私はiPadを持っている。
これをペンタブ代わりに使えないか……?
そして購入したのが前回お話したスタイラスペンです。
これでにわかに環境が整い、あとは描くだけになりました。
私はこう見えてポケモンアートアカデミーの卒業生なのです。
基本的なことは見習いレベルにはできるのです。
そしてあれやこれやで結構簡単に完成に至ったというわけです。
ちゃんとしたいきさつは別のページを作る予定です。
ようやくちゃんとした個人サイトっぽくなってきたのではないか!?
2年ほど遅れですが、デザインしてくれた二位ちゃんほんとありがとう!


2024/2/18

★出ない順・青山もみじの英単語「もみたん」★ その23
雷鳴頭痛
thunderclap headache

こんばんわ、青山と申します。お疲れ様です。

青山はものごころが付いた時からの頭痛持ちで、子供のころから損ばかりしております。
頭痛持ちというのが一般的にどういう症状を抱えた人なのかよく知りませんが、青山の場合は朝いちばん、起きた瞬間から頭の痛い日があり、それが起こったならばその日はずっと頭痛なのです。
これはあまねく頭痛の原因である「前日飲み過ぎたから」とか「低気圧だから」とかいう条件とはあまり一致しておらず、たまにそういう日があるのだが予報はできないという状況です。
しかしながらありがたいことに、朝いちばんで頭が痛くないならば、その日は頭痛ではないというのが真なので、起きたときに頭が痛いなら頭痛薬を飲めばよいだけで条件付けが簡単なので、普通の頭痛持ちの人と比べると楽なのだと思います。
問題なのはその頭痛薬。
これは頭痛持ちあるあるだと思いますが、頭が痛いときは頭痛だが、頭が痛くないときは頭痛じゃない……というのが青山にとっての一番の問題です。
買い忘れるんだよ!頭痛薬って!
頭痛薬を買いに行くのは大抵頭痛じゃないときです。
頭が痛くなってから求めに行くのでは苦痛だし遅いし、私の場合は朝いちばんなので、お店もやっていないしね。
鎮痛剤というのは往々にして、あらかじめ持っていないとありがたみが無いものです。
そのため頭が痛くないときに買いに行くわけですが、わかりづらいが頭が痛くないときは頭痛ではないため、自分が頭痛持ちであることを忘れているんですね。
だってその時は頭が痛くないんだもの……。
たとえばどっかにキズがあるとかならさ、その傷が動かぬ証拠だから忘れないじゃないですか。
でも頭痛って見えるものじゃないから、痛みがあってはじめて頭痛みたいなところがあってなかなか認識したり人に伝えたりってのが難しいんですよね。
ところでドラッグストアの入口には魔法が掛けられていて、そこをひとたび通ろうものならそれまでこれを買おうと予定していた思考がすっぱりと抜け落ちてしまいます。
頭痛薬を買おうと思って入っても、入口の魔法でそれを忘れてしまうためそう簡単には買うことができないのです。
私はこの手の魔法がよく効く体質であるらしく、なにかを買いにお店に行ったのにそれそのものだけをピンポイントに買い忘れて帰ってくることがかなり頻繁にあります。
頭痛薬を買うのは難しい……あと目薬とか風邪薬とかも……。じゃがりこは忘れずに買ってこれるのに……。

ところでみなさんは頭痛に関する思い出はありますでしょうか。
私は学生の頃、一人暮らしの部屋である朝、寝ざめ唐突に猛烈な頭痛に見舞われたことがあります。
よく「死ぬほど痛い」とか言いますが、あまりに強烈な頭痛は「まずい、これは死ぬ」と思います。
頭痛というのはだいたい頭のどのあたりが痛いというのがわかるものですが、この時は頭の前とか後とか場所がわからんくらいでした。
さらに困ったことに、意識はあるし体も動くのに、頭が痛すぎるために起き上がることができないのです。
ところでその日は土曜か日曜かの休日でした。青山は苦学生であったため、1日中バイトのシフトが入っていたのです。
青山はネガ真面目(ネガティブなくせに真面目なこと)なので、無断欠勤ができるほど豪胆ではありません。
休む連絡を入れなければならない、しかし携帯は机の上にある。
となるともはや文字通りほうほうの体です。
パッと起きてサッと取れる位置にあるのに、水が満タンに入った水瓶を乗せているように頭をできるだけ動かさずにでないと動けないのです。
そしてようやく電話と相なったわけですが、さすがに頭痛持ちの私でも、いやいや頭が痛いくらいで休むって!とも思ったのですが、本当に身動きが取れない程度の頭痛であったため、その旨をバイト先の社員の方に説明するとこころよくシフトを飛ばさせてくれました。
渡辺さん、ありがとう。(今思い出した)
その後私は頭痛薬を飲み、再びほうほうの体で寝床に戻り、改めて休養を取ろうと思ったのですが、眠れないのです。
頭の痛さもさることながら、もっと問題だったのは目を閉じることができないこと。
イメージですけど、瞼を閉じると眼球がほんの数ミクロンくらいは押されるわけじゃないですか。その数ミクロンの圧迫が猛烈に痛いわけです!
なんというか脳を圧迫されるような感覚で、目を閉じるだけで危急存亡の秋です。
これは難儀だぞ!休みたいが休めない24時間働けますか的状況なわけです!
救急車……?とも思ったが、休日に丸一日バイトしてなければならない奴がそんなもんを呼べるほどの金を持っていないのは言うに及ばないことですね。
そんなわけで寝床の中、綺麗な仰向け、いわゆる直立不動の体勢で、目を閉じることもできないため真上を見ながら呆然としていたところまでが記憶で、多分眠っていたのだと思いますが、次に目を覚ました時にはあの強烈な頭痛はどこへやら、非常に明晰な頭で目を覚ましたのを覚えています。

思えばあんとき脳内の血管のいくつかが破裂でもしたんではないだろうか……。脳卒中というのは発症してもすぐに治る人もいるらしいし……。
クモ膜下出血だったらいいな!星野源とおそろいになるし!
しかし、脳卒中は脳に直接ダメージがある病気であるため、往々にして後遺症がつきものであるらしい。
なるほどあの時の後遺症で今の青山の人生がこんな感じになっているわけか……?まさかね!