2024/4/11

お久しぶりです。青山です。
古来より男子三日会わざれば刮目して見よなんてことを申しますが、3日どころか2か月も開いていたんではもう自分が誰だったのかも思い出せないほどです。
あと7かける8がいくつだったのかも全然思い出せないし、ご飯を持つ手がどっちだったのかもすっかり忘れてしまいました。
初音ミクの戦闘シーンが見られる唯一のゲーム、あるいは令和のproject DIVAことFitBoxing feat.初音ミクを、実はこれ発売日に買っていたのですが、4日前にようやく始めました。
もともとのFit Boxingをやったことがないのでアレですが、多分登場キャラクターをボカロに置き換えてボカロ曲を入れただけだと思うのですが、思春期をボカロとともに過ごした民からすると神ゲーです。
権利の関係と思いますが、選曲が微妙に古いっていうか私でも知ってるくらいの曲が多くて助かっています。
アレかな、このゲームを作った人が私と同年代とかなのかな!!
ミクさんがほんとにずっとカメラ目線なので可愛すぎて集中できないという思わぬディスアドもありますが、多分続くと思い……ま……。

さてどうして2か月も開いてしまったのかといいますと、このゲームにハマっていたからです。
これは東方projectの二次創作ゲームで、かの有名なローグライクカードゲームSlay the Spireのフォロワーゲームなのですが、単なるフォロワーゲームと違って東方のエッセンスが随所に組み込まれていてなんというか自然に受け入れられるのですね。
StSは難易度設定ができず通常プレイでも難易度が非常に高いことでお馴染みですが、この東方光耀夜は原作よろしくイージーノーマルハードルナティックと最初から難易度が選べるため、とっつきやすさで圧倒的に上回っているのです。
そして何が気に入ったかというと、このゲーム間違いなく東方好きが作っているというのがビシビシ伝わってくるというところ!
さらにキャラクターをカードゲームに落とし込む手段としてマジック:ザ・ギャザリングの手法を用いているのも個人的にかなりの大ヒットです!
霊夢は赤白、魔理沙は赤黒(魔理沙は白黒じゃないかって?旧作の魔理沙は赤髪だっただろ!)と色分けしており、この色がマジックのカラーパイと対応しているんですね。
めっちゃ取っつきやすい!(私が!)
購入したのが去年の12月なんですが、プレイ時間は現時点で既に132時間を数えており、仕事より真面目にやっている計算になります(ならない)。
いまこのゲームのページを作ったりなんだりしているので、その時には更新が楽になると思います……たぶん。

いやーそれにしたってねえ、新しくものごとが始まるってのはいいもんですねえ。
青山、この年(XX歳)にしてめでたく新社会人になることになりました!
食うや食わずでぶらついていたところとある会社に拾ってもらったのですが、そこの御厚意で新卒採用と同じタイミングでの入社にしていただいたんですね。
そんなわけで、本来は中途採用であるにも関わらず入社式にまで参加してきました。
なんか10年くらい前にも似たような式典に参加した記憶があるのだが……まあ記憶違いかもしれない。
そんで記憶違いで済んでるうちは良いのですが、よく考えてみると周りにいるのは私が10年くらい前に通過した場所にいる人たちなんですね。
つまりほぼ全員が10個下くらいなのです。
私と似たような境遇にいる人もいましたが、その人ですら4個ぐらい下だったからね!私が圧倒的に年上だった!
まあそんな感じなんですが、新社会人としてこれから頑張りますので皆さんもそのつもりでいてください(?)。
以上、お久しぶりでした。


2024/4/16

こんばんわ。青山と申します。
訳あって今午前2時にこの文章を書いています。

昔から思っているのですが、睡眠ってかなり無駄だと思いませんか?
だって寝てる時って、寝る以外のことを何もできないんですよ!
もちろん寝ないとパフォーマンスが落ちるので、寝ないわけにはいかないんですが、この「寝ている以外に何もしていない」6,7時間を毎日とてももったいなく思ってしまいます。
せめて何か、音楽をかけて寝たら翌朝「いい曲だった」と思って目を覚ますことでも、あるいは録音した講義をかけて寝れば翌朝「そういうことだったのか」と納得しながら目を覚ますことでもできればいいのですが、そういうこともなかなかありません。
寝ているときに見るのは、そういったこととはなんら関係のない夢だけで、その夢も目を覚ましてしまえばとりとめもなく消えてしまいます。
そんなわけで私は昔から睡眠を無駄に感じていて、寝ないといけないという時間まで起きているのが日常で、そしてこの寝ないといけないというタイムリミットをとても苦手に感じています。
よく「赤ちゃんが夜泣きをするのは『眠りに落ちる』という感覚が『死ぬ』という感覚に似ているから」という話を聞きますが、となればすなわち、寝るということは死ぬということと通じているということになります。
私たちは毎日寝て起きてを繰り返していますが、それはたまたま運良く毎朝目を覚ましているというだけで、実は毎日死んでいるのではないか?
睡眠時無呼吸症候群というのは、文字通り寝ている間に呼吸が止まってしまう症状のことですが、呼吸が止まっていても気が付かないなんてことがあるのだろうか。
私が前の仕事をしていた時、覚えずに大寝坊をやらかしたことがあって、その直後なんだか不眠症みたいな状態になったことがありました。
寝入りこそ普通なのですが、時間が決まって今のような時間帯(午前2時すぎ)、ベッドが揺れるほどに跳ねるように飛び起きるのです。
その瞬間は心拍数がかなり上がっていて、真っ暗なのに自分自身も不覚で「今何時だ!?寝坊した!?」と時計を確認するとそういった時間帯なのです。
つまるところ、寝坊することを危惧して無意識で飛び起きていたわけですが、このように人間は寝ていたって不安で起きるものです。
それなのに息が止まっていて気が付かないなんてことがあるのだろうか。

そもそも、日常のサイクルの中に意識を失う呆然自失の時間があるというのは、人間の進化の過程で淘汰されていてもいいのではないでしょうか。
お酒というものは非常に文化的な飲み物で、古今東西を問わず人間はこの醸造物に魅了されていますが、同時にこれを忌み嫌う文化も古今東西を問わず存在します。
いろいろと言い方はありますが、主にお酒はそれを飲んでいるときといないときとで考えが変わってしまうという点が忌避される一番大きな点です。
しかし、これは睡眠も同じではないですか?
起きているときと寝ているときとで考えることが違います。
すぐに抜け落ちてしまう夢をいくばくかつかんでおくことができる朝があったりしますが、夢というものは考えれば考えるほど不思議です。
起も承も転も結もないまぜになって、ボルダリングしていた壁がビルの外壁に変わっていたって、夢の中では「そういうもの」として受け入れられます。
古風な旅館を探検していたらいつの間にか大勢が待ち構える大ホールの舞台上に立って演劇をしなければならなくなっていることも、夢であるならそういうものだし、壊れた時計を直していたらいつの間にかジェット機の修理工をやっていたって夢であるなら別に不思議ではありません。
これは夢が避けようがなくて、慣れているからでしょうか?

いやはや、私が毎夜感じている雰囲気をいま言葉にしてみようと思ったのですが、なかなかどうしてうまく書ききれませんでした。
言葉というものに真摯に取り組んだことがないので、取り組み方そのものがわからないのです。
わからないところがあるんじゃない。勉強の仕方そのものがわからないんだ。
では、どこがわからないのか?それがわからない。

そんなわけであと5時間後には起きて仕事です。
どうして寝なければいけないんだろうね。まあ、パソコンもずっと起動し続けてると動作が重くなったりするしね?


2024/4/26

青山です。おはこんばんちわ(死語)。

2,3日前のことになりますが、満月でした。
調べてみたらどうやらそうではなかったようなのですが、スーパームーン並みに明かるい月夜で、まるで明け方ではないかと錯覚するほどでした。
通勤に1時間も田舎道を走る生活をしていて、田舎道というのはそれが高速道であっても真っ暗であるため、こういう風に特別明るい夜などがあるとすぐにわかるのです。
枕草子の書き出しにもあるように、連なる山々の輪郭がはっきりとわかるほどには明るかったのです。
午後9時ぐらいだったんですが、もしかしたらそこで夜が明けていたのかもしれないな。

古来より洋の東西を問わず人は月に魅了されていますが、月というものは基本的に太陽と対になるものとして認識されることが多く、身近な天体としては太陽の方が圧倒的な存在であるため、月はそれを補完する存在として扱われることが多いです。
太陽の動きを基準とした暦である太陽暦に対して、月の動きを基準とした暦は太陰暦と呼ばれます。
漢字でこのように表記するのは陰陽五行説がおそらく由来と思いますが、ヨーロッパ圏でも同じような認識をされていました。
ギリシャ神話ではほとんどの場合常に様子の変わらない太陽と、新月から始まり上弦の月、満月、下弦の月そして再び新月へと絶えず変化し続ける月とで対照になっていて、太陽神ヘリオス(アポロンは光の神様らしいです)が一人なのに対して、月の女神はアルテミス、セレーネ、ヘカテーと三人もいます。
月は絶えずその姿を変えていくため、同じように絶えず変化し続ける人間の体調にもよくたとえられます。
肉体的な体調もさることながら、精神的な体調のことを指す言葉が多く、私はヨーロッパの言葉については詳しくありませんが、英語には月と狂気が関連する言葉がたくさんあります。
lunaticやlunacyは有名ですが、moonstruckという言葉は直訳すると「月にあてられる」となりますが、意味的にはぼんやり何か考えるとか錯乱するとかいう意味になるそうです。
moonそのものも、名詞としてはお月さまという意味ですが動詞として使うとやはりぼんやりするという意味になるそうです。
オックスフォード英英辞典によると、lunaticという言葉が気が触れたという意味なのは、「月の満ち欠けが断続的な精神異常をもたらすため」とされていますが、これは明らかにそういう信仰があるからです。
東洋の文化圏では、月といえばうさぎさんが餅つきしている、あるいはかぐや姫が帰っていった場所であり「私が歩くとお月さまも歩く」とかいう童謡になるのも納得がいくほどほがらかな場所です。
知ってますか?お月さまにあるうさぎさんの餅つきの模様、あれって39億年前にできたものらしいですよ。
そしてあの模様をうさぎさんに例えたのは紀元前にもさかのぼるそうです。アジアでは2300年間ぐらい月=うさぎさんなのですね。
よくヨーロッパの方だとウェアウルフや吸血鬼が満月で変身したりしていますが、月光がそうさせるのか、そうなってしまうのを月光のせいにしているのか、どちらだと思います?
まあ、そういう文献がたくさん残っているだけということでもあるのだろうが。

上の話とはあまり関係ありませんが、昔のボカロ曲でお気に入りのピンクムーンという曲があるのですが、本当にいい曲なので皆さんも聞いてみてください。
この曲はかなり数奇な曲で、ムービーゲーであるproject DIVAにアニメーションの固有PVで、しかも応募ではなく一般から拾い上げられて収録されている稀有な曲であるうえ、そのPVはニコ動に投稿されたものですがそのクオリティに反して、2009年7月21日から今日2024年4月26日に至るおよそ15年の間でたったの18000再生しかされていないのです。
ゼロが2つくらい足りなくないか?
さらに作曲した方もPVを作った方もこれだけの作品を作り上げることができるのに、総作品数が両手で数えきれるくらいしかないままに活動を終了してしまっているのです。
よく生まれてきたし、よく見つけてきたし、よくここまで見つけられなかったものだよな。
月にあてられたとしか思えない。